ジムのトレーナーってそんな仕事もするの?スポーツクラブ勤務体験談

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大好きな筋トレの指導をしながらお金ももらえて、しかも施設が使い放題とか最高じゃない?そんな風に考えてジムのトレーナーになったのですが、思っていたのとは違ったことも数え切れないほどありました。スポーツクラブで働いた体験談を紹介します。

ジムのトレーナーは筋トレするのが当たり前

ジムによって方針が違うと思いますが、基本的には自分でトレーニングすることが当たり前だという感覚を持っていた方が良いでしょう。自分が出来ないことは人に教えられませんし、実際に筋トレをやってみてこそ相手の立場に立った指導が出来るようになるのです。

筋トレしないと怒られる

僕の勤務したジムは特殊なジムだったので、筋トレするのが当たり前。面接の時にその話を聞いていたのですが、最低でも週に3~4回は筋トレして欲しいとの事。入社前は素人で全然分からなかったのですが、トレーニングする部位を変えることで毎日のように筋トレする猛者ばかりのジムだったのです。

なるほど、そうすれば筋肉痛になっても大丈夫だな。という訳で毎日のように筋トレするようになったのですが、スタッフの誰もが筋トレ好きな訳じゃない。だってわざわざ休みの日とか仕事の前後に、自分の身体を追い込むしんどいことをするわけですからね。余程の筋トレ好きか、何かしらの目的が無い人にとっては苦行以外の何者でも無いでしょう。

その結果多くのスタッフが怒られ、辞めていきました。まあ考えてみれば当然のことですけどね。ロクに筋トレもしていないトレーナーに教わっても説得力が無いですし。生半可な気持ちでトレーナーになりたいと考えていると後悔することになるかも知れません。

緊張の筋トレノート診断

なお僕は筋トレが大好きだったので身体を鍛える義務は全く苦になりませんでしたが、もともと細身のため、あまり期待されていなかったようです。ある時トレーナー全員に通達された筋トレノート診断。自分が分かる書き方で良いから、筋トレの記録を見せてくれという緊張が走るイベントでした。

結論から言うとこのノート診断後、リーダーさんから認められるようになった気がします。まあしっかりと筋トレしてましたからね。字は汚かったけどノートもちゃんと書いていましたし、書き方について2,3質問されただけでノート診断は終わりました。他のスタッフがどうだったのかは分かりませんが、きっとボロクソに言われたスタッフは1人や2人では無かったと思います…。

意外と雑用ばっかりのトレーナーの仕事

トレーナーの仕事はトレーニング指導だけではありません。ジムによって勤務内容は変わると思いますが、ただ指導をしているだけだとは考えないほうが良いでしょう。

1に清掃2に清掃


トレーニングに対するアドバイスやサポートを行うのがメインの仕事ではあるのですが、朝や昼の時間帯は常連さんの割合が特に多く、正直指導する機会はほとんど無かったりします。それでなくても清掃で始まり清掃で終わるのがトレーナーの仕事。掃除機をかけたり水モップで汚れを拭いたりするのはもちろんの事、マシンのメンテナンスや細かいホコリの除去など清掃業務はいくらでもあります。

最大の関門はトイレ掃除。高齢者の方が多いからか、いるんですよね便器に出さない人が。精神衛生上、非常によくないトイレ掃除。もちろん専門のトイレ掃除スタッフがいる場合もありますが、事前にしっかりチェックしておいた方が良いかも知れませんね。

コミュ力が磨かれる館内見学案内

館内の見学案内をするのもトレーナーの仕事。これでかなりコミュ力が磨かれました。相手の興味関心やトレーニングの目的、ジムまでのアクセスなどを館内を見て回りながらお話します。1人2人なら良いんですけど、見学案内が立て続けに来ると結構疲れます。

クレーム対応はトレーナーの仕事

お客さんにとって一番近い位置にいるトレーナー。何か会った時に文句を言われるのも、分からないことをとりあえず聞くのも、とりあえずトレーナーにって場合は多いです。色々な方が集まっているスポーツクラブですから、まあ理不尽な事言われたりもしますよね。

そっちの人かと思うくらい怖い方とかちょいちょいいますからね。仏の心で接するメンタルと、分からないこと(めんどくさいこと)は上に確認を取ってくると行って逃げるテクニックが欠かせません。

不正利用者を注意するのもトレーナーの仕事

携帯電話は所定の場所で使うとか、館内を土足で歩き回らないとか、ヨガをやっている時はサンドバックを殴らないとか。そう言った人たちを注意するのもトレーナーの仕事で、逆ギレされても冷静に諭すのもトレーナーの仕事なんです。。うう、メンタルやられるよ、、悪いのはそっちなのに何で俺が怒られなきゃアカンのよ、、

不正利用者を見て見ぬふりをするような器用な生き方が出来れば良いのかも知れないけど、それって給料泥棒だしな。館内のあちこちをくまなく見渡す視野と、相手の立場を考えて声掛けできるコミュニケーション能力が求められるのです。

なお不正利用者ではありませんが、間違った器具の使い方をしている人にも声をかけて修正するのがトレーナーの義務だと思います。スポーツクラブの方針にもよりますけど、お客様に結果を出してもらうために貢献するのがトレーナーの役割なので、気がつかないフリとか、そもそも見てないとかは駄目だろと思うんですよね。

給料面は期待できない

以上のように肉体的にも精神的にもしんどいトレーナーのお仕事。しかし給料面はあまり期待できません。そのため多くのトレーナーが空き時間にパーソナルトレーニングを行って収入を増やしたり、独立して個人でトレーナー業を行うことを目指したりします。正解とかはありませんし、あなたの望むような働き方をして頂ければと思いますが、勤務内容に見合った給料がもらえるかは怪しいところがあります。

働いてわかった!トレーナーの仕事のメリット!

以上、どちらかと言うとトレーナーの仕事の悪い面ばかりを書いてきましたが、メリットも色々とあるお仕事です。トレーナーの仕事にネガティブなイメージを持ってしまった方も、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

トレーニングにめっちゃ詳しくなれる

まずは何と言ってもトレーニングにめっちゃ詳しくなれる事。そもそもトレーニングに詳しくなかったら指導とか出来るわけありませんし、解剖学や栄養学の知識も勉強する環境が用意されている可能性が高いです。

更にトレーニング歴何十年というベテランのお客さんから色々教わったりとかも出来ますし、トレーニングをしている人たちに長時間触れているわけなので、いつの間にか筋トレに詳しくなっている事でしょう。

コミュニケーション能力とメンタルが鍛えられる

トレーナーの仕事は接客業。多くの人との会話がベースですが、健全に施設を利用して下さる方がいる一方で、注意せざるを得ない方も一定数いるのが実情。どうやって声をかければ仲良くなれるか。どうやって注意すれば相手の逆ギレを防げるか。考えながら接客することでコミュニケーションとメンタルが鍛えられていることでしょう。

色々な人と知り合いになれる

例えばコンビニやスーパーのレジ打ちであれば、多くの方と接するとは思いますが、その時間は非常に短い。逆に美容師さんとかだったら1人のお相手と接する時間は長いかも知れないけど、1日に何十人もと会話する訳ではない。トレーナーの仕事は1日に何十人もの人とお話する事もありますし、しょっちゅう顔を合わせていたらいつの間にか仲良くなって色々話すようになるという、人脈を広げるためには非常に効率的な仕事。

特に平日の朝や昼間にジムに来るような人は経営者とかが多いですし、それでなくてもジムに来る習慣がある人は社会的にある程度の地位があったり、自己管理能力が非常に優れていたりする傾向にあり、話していても刺激をもらうことばかりです。

年代も幅広く、10代の学生から80過ぎの人生の大先輩まで、色々な方のお話を聞くことが出来るので、参考になることは多いでしょう。印象に残っているだけなのかも知れませんが、経営者の方の割合が多いような気もするので、将来独立したいとか起業したいという野望があるなら、トレーニングがてら話を聞いてみると参考になることも多いと思います。

トレーナーの仕事について【まとめ】

以上のように良いことも悪いこともあるトレーナーの仕事。筋トレ好きな人はぜひ検討してみて下さい。ただし離職率もめちゃくちゃ高いので、生半可な気持ちでは面接を受けないように。一度会員としてトレーニングしてみて、働いているトレーナーさんと仲良くなって下調べをしてみるのも良いかも知れませんね。

筋トレや栄養学に関する専門的な知識が身につくと、それは一生の財産になります。好きなことを仕事にするため、また独立のための基礎固めとしてトレーナーの道を進んでみてはいかがでしょうか?

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