陥没乳頭(陥没乳首)で垢が溜まり易い人必見!授乳は大丈夫?

Pocket

ここでは陥没乳頭(陥没乳首)が原因で垢が溜まり易い人が気になる授乳や病気について詳しくご紹介していきます。陥没部分に溜まる垢で悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

 

陥没乳頭(陥没乳首)に溜まった垢は授乳に悪影響がある?

基本的には陥没部分に詰まったものは垢である事が多いです。授乳中の場合は母乳が固まっているケースもあります。人によって色やニオイは変わりますが、白っぽくチーズの様な異臭がするケースが多いです。おへそに溜まる垢と同じようなものと考えて良いでしょう。

 

授乳が始まってしまえば垢が溜まる前に赤ちゃんが定期的におっぱいを必要として授乳するので問題ありません。産後初めての授乳前に一度キレイにケアすれば 授乳に関しては全く問題ありません。 オリーブオイルやベビーオイルなどを塗ってラップでパックしたり、コットンを使って垢を軟らかくすると取り易くなります。

 

ただ、垢が詰まった状態だと乳腺炎という病気にかかり易くなります。授乳に影響がないとは言え、日ごろからケアをしておきましょう。既に授乳中で上手くおっぱいをあげられない方は「陥没乳頭でも母乳育児をしたいママ必見!先輩ママ直伝の上げ方10選」を参考にしてみて下さい。

 

陥没乳頭(陥没乳首)で垢が溜まるとなり易い乳腺炎どんな病気?

乳腺炎には大きく分けて3種類あります。授乳中に起こり易いのが「急性化膿性乳腺炎」と「急性うっ滞乳腺炎」で、授乳に関係なく陥没乳頭の人に多いのが「乳輪下膿瘍」です。どれも共通して「症状は発熱・痛み・膿が溜まる・発熱・しこり・胸が熱を持つ・赤み・寒気・頭痛・胸の張り・黄色っぽい母乳」などの症状が出ます。

 

近年では「問題ない」との指摘もありますが、基本的に乳腺炎にかかると膿が母乳に移行するという理由からミルク育児を推奨されます。病状にもよりますが切開し膿を出すといった治療が必要になることもあります。

 

急性化膿性乳腺炎(感染性乳腺炎)の原因と対策

生後1ヵ月までのお母さんに多い病気です。乳歯や毎回同じ姿勢で授乳することで乳首に負担がかかり細かな傷ができます。赤ちゃんの口にいる細菌が乳首の傷から感染し、乳管や乳腺組織を通じて炎症を起こします。

 

生後1ヵ月のお母さんや乳歯が生え始めたお母さんに多い病気です。対策としては小まめに授乳姿勢を変えたり、赤ちゃんが舐めても大丈夫な軟こうや馬油などを塗って乳輪より大きめに切ったラップでパックするなどです。肝心なのは「乳首に傷をつけない・もし傷になってしまったら早めに治す」ことが大切です。

 

急性うっ滞乳腺炎の原因と対策

授乳期におっぱいを上手にあげられない・赤ちゃんが上手に飲めないことで母乳が乳管や乳腺に溜まって(うっ滞)しまい炎症を起こすことが原因で起きます。その他の主な原因は以下の通りです。

 

  • 水分不足(母乳の原料となる血液がネバネバドロドロになって母乳も粘度が高くなるので詰まり易い)
  • 乳管の開きが悪い(開いていない乳管と乳腺の詰まり)
  • 赤ちゃんの吸う力が弱い
  • 授乳の姿勢が毎回同じ(毎回同じだ全ての乳管から吸えないことがある)

 

乳輪下膿瘍の原因と対策

授乳期ではないのに乳腺炎になる場合、ほとんどがこの病気です。乳輪の下に膿が溜まる病気で、乳輪と乳首を清潔にしていれば特別心配する必要はありません。陥没乳頭の方が乳腺炎になり易いと言われているのはこの乳輪下膿瘍のことです。

 

原因は陥没部分に溜まる垢や角質などで、不衛生が原因で炎症・細菌感染を起こします。乳房に膿が溜まるので乳首と乳腺をつなぐ乳管が引っ張られ、正常乳頭だった人でもこの病気で陥没乳頭になることがあります。(この場合は乳輪下膿瘍の治療をすれば陥没乳頭も治ります)

 

基本的には清潔にしていれば問題ありませんが、欧米よりの食事をしていると垢や角質といった代謝物質が増え、乳管が詰まり易くなると言われています。陥没乳頭(陥没乳首)で乳輪下膿瘍を患ったことがある方は食事内容も気を付けてみましょう。

 

 

陥没乳頭(陥没乳首)で乳首を引っ張ると出てくる白いものの正体は?

仮性の陥没乳頭(陥没乳首)の人はお風呂で乳頭のケアをしている方が多いです。ケアをしていると乳首から白いものが出てくることがあります。これは脂肪であるケースが多いです。陥没乳頭(陥没乳首)に限らず、女性は乳首から脂肪が出ることがあります。

 

病期を疑う必要はありませんが、やはり溜まった状態だと不衛生なのでオリーブオイルやベビーオイルを使って優しくケアしましょう。爪楊枝や耳かきなどで取るという方もいますが、乳首を傷つけて細菌感染するケースもあるので止めましょう。

 

稀に「高プロラクチン血症」が原因で妊娠・出産に関わらず母乳が出る・生理不順などの症状が出ます。血液中のプロラクチンというホルモンが増えることが原因です。出産経験がある場合はプロラクチンの値が正常でも母乳が出るので生理が定期的にきているかを確認しましょう。

 

妊娠経験が無くて母乳なのか脂肪なのか分からない場合は、乳首を何度か圧迫して「その都度液体が出てくれば母乳」・「若干湿った塊が少量」というように見極めれば良いでしょう。基本的には薬の長期服用やストレスなどが無ければそれほど多い病気ではありません。

 

また、白いものが脂肪である場合、ブラジャーや肌着の乳首や乳輪が当たる部分に黒~薄茶色のシミができることがあります。これは脂肪分(皮脂)が酸化する為に起きます。よくTシャツなどの脇部分だけが黄色くシミになって洗濯しても取れないあれと同じです。

 

乳腺炎と乳腺症の違い

名前が似ているのでどっちがどっち?どう違うの?となってしまう方もいるので簡単にまとめると、乳腺炎は細菌感染(主にブドウ球菌)や母乳が溜まるうっ滞性、乳輪下膿瘍などによる炎症です。詳しくは「2 陥没乳頭(陥没乳首)で垢が溜まるとなり易い乳腺炎どんな病気?」を読み返して下さい。

 

乳腺症は卵巣ホルモンが時間をかけて乳腺を変化させ、 乳腺にしこり(腫瘤)ができる良性疾患 のことを言います。30歳~更年期・閉経期の女性に多く、乳がんとの区別が難しい病気です。詳しい原因はまだ分かっていません。

 

 

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です